「ゴマすり」:権力者や上司など、人事権を持つ人に媚びること(私の解釈)
私の勤める部署には「ゴマすり」をする人物が数名いる。
ゴマすりにも上手い下手があるが、ウチの部署はとりあえずゴマをすっておけば昇進する。
ゴマをすらない人は、能力が高くても出世が遅い。
そして今、私の会社では「ゴマすりで出世した人」が危機を迎えている。
以後、T氏とする。
ゴマすりで出世したT氏が他の部署へ栄転し、異動先の部署でイジメられて「異動したい」と上司に泣きついている。
私はわかっていた。
だって、T氏めっちゃコミュ力低いもん。
同僚やお客様からの評判はかなり低いT氏。
しかし、支店長にひたすらゴマをすり、事務員さんにまわりの同僚の悪口を言いまくり、自分以外の評価をシコタマ落として、自分だけ出世していったのだ。
ちなみにT氏は4社目で、今までの3社は全て人間関係のもつれで退社しているそう。
なので、わりとクセ強めの人です。
そのような人物が新しい部署で通用するのか、疑問を感じていたが、案の定このザマである。
異動先の上司に本性がバレているのか、営業スタイルや接客態度を根本から否定されていた。
T氏も上司のことが気に食わないのか、怒られても不機嫌な態度を取っている。
それがまた上司を苛立たせて、更に怒られるスパイラルに入っている。
この部署で自分のゴマすりが効かないと判断したT氏は上司に異動を申し出た。
栄転してわずか、ひと月半である。
上司は人事部と相談に入り、今現在検討中とのこと。
いったいどうなるのか…
ということで、「ゴマすり」を使って出世した人は結局能力不足でいずれボロが出る。
出世するのはもちろん羨ましいが、間違った出世の仕方はしたくないものだと痛感した。
その点、私は呑気なもので、ただ目の前の仕事を全力でこなしている。
しんどいけども、精神的にキツイとかは全く無く、割と気持ちよく働けている気がする。
4月も売上の目標を達成したし、5月も達成しそう。
新規の獲得が上位にはいるがイマイチ伸び悩んでいるのが難点…
T氏を反面教師にして、私は置かれた状況で小細工せず、一生懸命やっていくよう心がけます。
それでは今日も頑張っていきましょう!